July 24, 2011 / 1:56 AM / 9 years ago

ノルウェー爆破・銃乱射の死者92人に、容疑者「必要な行動」

 7月23日、ノルウェー爆破・銃乱射事件で逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者が、「行動は残忍だと認識しているが、必要だったと考えている」と語っていることが明らかに。写真は現地テレビ局TV2が流した同容疑者の写真(2011年 ロイター/TV2 Norway via Reuters TV)

 [SUNDVOLLEN(ノルウェー) 23日 ロイター] ノルウェーの首都オスロと郊外のウトヤ島で22日に起きた爆破と銃乱射による死者は、23日までに計92人となり、警察当局は不明者の捜索活動を続けるとともに、逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)以外の人物が関与していた可能性も捜査している。

 一方、ブレイビク容疑者の弁護士は、現地テレビ局TV2に対し、同容疑者が「行動は残忍だと認識しているが、必要だったと考えている」とし、25日に予定されている裁判所での審理で自分の考えを説明する意向であることを明らかにした。司法当局によると、テロ行為で有罪となれば、最長禁錮21年が科される可能性がある。

 同容疑者は、移民制限を主張する進歩党に所属していたことがあり、ブログ上では多文化主義やイスラム教徒への攻撃に関する書き込みを行っていたが、警察の捜査線上に浮上したことはなかったという。動画共有サイトのユーチューブに投稿された反イスラムを呼び掛ける映像では、ウェットスーツを着込んだ同容疑者が自動小銃を持つ姿がはっきりと映っている。

 銃乱射が起きたウトヤ島は当時、与党・労働党の青年部会の集会が開かれていた。目撃者によると、容疑者は警察官の制服姿で現れ、若者たちに向かって銃を乱射。銃撃を逃れようと湖に飛び込んだ人も多かったという。警察によると、特殊部隊が島に到着して容疑者の身柄を確保するまで、銃乱射は約1時間半に及んだ。

 ノルウェーのストルテンベルグ首相は「天国のような島が地獄に変わってしまった」とコメント。23日夜にはオスロ中心部で爆破事件の現場も視察し、ノーベル平和賞の授賞式が行われる場所でもあるオスロを襲った事件に悲しみと怒りをにじませた。

 警察は、銃乱射で85人、オスロの爆破で7人の死亡が確認されたとしており、さらに現在行方不明となっている人の死亡が確認されれば、犠牲者の数は最大98人になるとの見方を示した。警察幹部はロイターの取材に対し「島には何人いたか分かっていないため、さらに捜索を続けなくてはならない」とし、小型潜水艇も使って行方不明者を探していることを明らかにした。

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