July 25, 2011 / 9:53 PM / 8 years ago

ドル/円が一時78.055円、債務引き上げ協議こう着で

 [ニューヨーク 25日 ロイター] 25日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対スイスフランで最安値、対円で4カ月ぶり安値を更新した。米連邦債務上限引き上げ協議がこう着状態となるなか、米議会で債務削減策に関する譲歩が見られない場合、ドルはさらに下落するとの予想も出ている。

 7月25日、ニューヨーク外国為替市場では、ドルが対スイスフランで最安値、対円で4カ月ぶり安値を更新した。ワルシャワで1月撮影(2011年 ロイター/Kacper Pempel)

 ドル/スイスフランは電子取引システムEBSで過去最安値となる0.80210スイスフランに下落。終盤では1.5%安の0.8058スイスフラン。

 ユーロ/ドルは0.2%高の1.4374ドル。

 ドル/円は一時3月中旬以来の安値となる78.055円に下落した。市場では、米債務上限引き上げに協議の混迷が深まった場合、ドルは過去最安値の76.250円を試す展開になるとの見方が出ている。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSのドル指数は0.1%下落の74.108と、前週につけた6週間ぶりの低水準に迫った。 

 米債務引き上げ問題をめぐっては25日、上院民主党が、打開に向け、防衛費などの大幅削減を含む総額2兆7000億ドルの歳出削減策を提案。共和党のベイナー下院議長も、新たな提案を発表した。

 オバマ大統領は0100GMT(日本時間26日午前10時)に債務上限問題で演説する予定。

 こうした中で、スイスフランは質への逃避買いに押し上げられた。

 コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジのチーフマーケットアナリスト、オマー・エジナー氏は「ぎりぎりで合意が成立する可能性は引き続きあるものの、時は確実に経過し投資家の間ではドル建て資産を持ち続けたくないというムードが強まっている」と述べた。

 ユーロは対ドルでは、米財政問題をめぐる不透明感に支援された。

 格付け機関のムーディーズは25日、ギリシャのソブリン格付けを「Caa1」から3ノッチ引き下げ、「Ca」とした。見通しは「検討中」。 ムーディーズは、ギリシャ債は「事実上100%」の確率でデフォルトになるとの見通しを示した。

 デイリーFXの為替アナリスト、デビッド・ソング氏は、前週ギリシャ向け第2次支援がまとまったとはいえ、異例の措置がどのように実行されるかについて、はっきりしない問題が残っていると指摘した。

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