July 29, 2011 / 3:17 AM / 9 years ago

韓国サムスン電子、第2四半期は営業利益25%減

 [ソウル 29日 ロイター] 韓国のサムスン電子(005930.KS)が発表した2011年第2・四半期決算は、営業利益が前年比25%減少となった。携帯端末部門が好調だったものの、液晶パネル部門が2期連続で赤字となったことが響いた。

 営業利益は3兆7500億ウォン。7月初めに同社が示した予測(3兆5000億─3兆9000億ウォン)の範囲内に収まった。第1・四半期(2兆9500億ウォン)を上回ったものの、過去最高だった前年同期(5兆0100億ウォン)から25%減少となった。純利益は3兆5000億ウォン、売上高は39兆4400億ウォン。

 トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたコンセンサス予想は営業利益が3兆7000億ウォン、純利益が3兆4000億ウォン、売上高が39兆ウォンとなっていた。液晶パネル部門は、2100億ウォンの営業赤字。第1・四半期(2300億ウォンの赤字)に続き2期連続の赤字となった。

 携帯端末を含む通信部門の営業利益は1兆6700億ウォン。前年同期(6300億ウォン)の2倍以上に増えた。4月末に発売された「ギャラクシーS2」の販売台数が500万台を超えるなどスマートフォン(多機能携帯電話)の好調に支援された。

 サムスン電子によると、携帯電話の出荷台数は前期比1ケタ台後半の増加。第1・四半期の出荷台数は7000万台だった。第2・四半期の販売台数は明らかにしなかったものの、携帯電話世界最大手のノキアNOK1V.HE(第2・四半期販売台数は8850万台)との差は縮まったとみられている。アナリストからは、スマートフォンでは、すでにノキアとアップル(AAPL.O) を抜き世界1位になったとの見方もでている。

 サムスン電子の利益回復は緩やかなペースになりそうだ。消費需要は世界的にぜい弱で、コンピューター、テレビ、液晶パネル、半導体の販売は低迷。好調なスマートフォン分野でも、競争が激化している。

 HI投資証券のアナリストSong Myung-sup氏は「第3・四半期に大幅な増益を達成するのは難しいだろう。メモリーチップやテレビの需要は引き続き低迷する見込みだからだ」と述べ、2期連続の赤字だった液晶パネル部門は良くてトントンと予想した。

 サムスン電子は今後、事業環境は厳しく、テレビやメモリーチップの需要は経済の先行き不透明感に抑えられるとの見通しを示した。

 サムスン電子の幹部は決算発表後の電話会議で、第3・四半期のメモリーチップの世界出荷について、DRAMが1ケタ台前半の伸び、NAND型フラッシュメモリーは10%台後半の伸びとの予測を示し、自社の出荷もDRAM、NAND型ともに市場並みの伸びを達成するとの見通しを示した。

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