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豪州で犬の人工尿開発へ、「マーキング」で家畜保護

 8月5日、オーストラリアに生息する野犬の一種、ディンゴが家畜を襲うのを防ぐため、政府が支援する研究機関がディンゴの尿を人工的に作り出す取り組みを行っている。2006年1月撮影。提供写真(2011年 ロイター)

 [シドニー 5日 ロイター] オーストラリアに生息する野犬の一種、ディンゴが家畜を襲うのを防ぐため、政府の支援を受ける研究機関がディンゴの尿を人工的に作り出す取り組みを行っている。

 犬や猫などが自分の縄張りを主張するために排尿する「マーキング」という習性を利用し、人工の尿で「縄張り」を作りディンゴを遠ざけて家畜を守ろうとする試みだ。

 研究チームによると、通常ディンゴがマーキングした地域には、他のディンゴや野生の動物が立ち入ることはないという。

 アラン・ロブリー上級研究員は、この人工的なマーキングによってディンゴの駆除をする必要がなくなることを望むとコメント。「人工的なマーキングにより、裏庭や都市化された地域に動物を寄せ付けないようにすることもできる」と期待を語った。

 豪州でのディンゴによる家畜への被害は、毎年6400万豪ドル(約51億円)にも上るという。

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