August 16, 2011 / 6:22 AM / 6 years ago

7月の世界食料価格は33%上昇、貧困国への圧力高まる

 [ワシントン 15日 ロイター] 世界銀行の7月の食料価格指数は前年同月比33%上昇し、2008年のピークに近い水準を維持した。トウモロコシと砂糖の価格が大幅上昇した。一方、在庫は低水準にとどまり、貧困国への圧力が高まった。

 世銀のゼーリック総裁は「食料の価格高と低水準の在庫が続いていることは、最もぜい弱な人々が一番苦しむ危険な状況が、依然として続いていることを示している」と指摘した。

 食料・エネルギー価格高を背景に世界的にインフレ圧力が高まっているが、途上国では、問題はより深刻となっている。

 食料価格の伸びは大方の先進国で鈍化しつつあるものの、世界的な景気先行き不透明感や中東・北アフリカの政局不安を背景に原油価格の激しい変動が続く見通しで、インフレが引き続き、懸念材料になるとみられる。

 世銀は、欧米で小麦が豊作となったことやアルゼンチンとブラジルでトウモロコシの収穫が改善したことを背景に、全般的な食料供給は4月以降改善したものの、世界の在庫は依然として「憂慮すべきほどの」低水準にとどまってると指摘した。

 トウモロコシの価格は7月に前年同月比84%上昇、砂糖価格は同62%上昇した。

 世銀は「砂糖と植物油が世銀の食料価格指数の50%程度を占めることを踏まえると、これらの価格の変動が今後数カ月にわたって食料価格に予想外の影響を及ぼす可能性がある」としている。

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