August 22, 2011 / 5:16 AM / 8 years ago

リビア首都が事実上陥落、米大統領「政権崩壊の兆し」

 8月22日、内戦が続いていたリビアで、反体制派の部隊が首都トリポリに進軍。写真は緑の広場近くで握手する男性ら。ビデオ映像から(2011年 ロイター/Reuters TV)

 [トリポリ 22日 ロイター] 内戦が続いていたリビアで22日、反体制派の部隊が首都トリポリに進軍。カダフィ政府軍は崩壊状態となり、住民らは、路上で40年にわたる独裁政権が終わると歓声をあげた。6カ月にわたった内戦は、反体制派が周到な準備のもと21日夜に仕掛けた攻撃により事実上の首都陥落という結果になった。

 反政府軍はトリポリ中心部、これまでカダフィ大佐支持の大規模集会の場となっていた「緑の広場」に進軍。ただちに広場を「殉教者の広場」と呼び始めた。

 反体制派のスポークスマンは、トリポリの95%を制圧したと表明した。

 カダフィ大佐の2人の息子は反体制派に身柄を拘束された。「国民評議会」の幹部がロイターに明らかにしたところによると、次男セイフ・アルイスラム氏を拘束、長男モハメド氏は投降したという。反政府派がトリポリにある国営ラジオの建物を管理下に置いたとの報道もある。大佐の警護隊は武器を放棄したとされる。

 オバマ米大統領は、カダフィ政権は崩壊の兆しをみせているとし、カダフィ大佐に政権の明け渡しを求めた。

 大統領は声明で「流血の事態を確実に終わらせる方法は単純だ。カダフィ政権が自らの統治が終わったと認識する必要がある。もうリビアを支配していないという現実を認識する必要がある。きっぱりと権力を明け渡すべきだ」と表明。「米国は、リビア国民を守り、民主主義への平和的な移行を支援するため、今後も同盟国や国際社会のパートナーとの協力を進める」と述べた。

 空爆などで反政府派を支援してきた北大西洋条約機構(NATO)は、リビアの権限移譲は平和的に行われるべきとの見解を示した。

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