[マイドゥグリ(ナイジェリア) 29日 ロイター] ナイジェリアの首都アブジャにある国連ビルで26日に起きた爆弾攻撃で、同国のイスラム過激派「ボコ・ハラム(西洋の教育は罪)」が犯行声明を出していたことが分かった。
ボコ・ハラムはナイジェリア北東部を拠点とし、連日のように警察や政府庁舎を狙った攻撃を繰り返している。
同団体のスポークスマンは先週末、地元メディアに対する声明で、国連ビルを狙った爆弾事件の犯行を認め、ナイジェリア政府に対し、拘束されている同組織のメンバー全員の解放を求めた。
国連によると、同事件による死者は23人、負傷者は76人となった。