August 31, 2011 / 7:52 AM / 8 years ago

全日空が格安航空の合弁設立、12年8月の運航開始目指す

 [東京 31日 ロイター] 全日本空輸(ANA)(9202.T)は31日、マレーシアの格安航空会社(LCC)エア・アジア(AIRA.KL)とLCCの合弁会社「エアアジア・ジャパン」を設立したと発表した。今後、事業許可申請を行い、2012年8月に国内線と国際線の運航を開始する。

 エアアジア・ジャパンは、成田空港を拠点にエアアジアのブランドとサービスで運航する。設立時点の出資額は全日本空輸の1000万円で、順次50億円まで増資する予定。出資比率はANA67%、エアアジア33%(無議決権株式を含めた場合の比率はANA51%、エアアジア49%)となっている。社長にはANAアジア戦略室長だった岩片和行氏が就任した。

 ANAはエアアジア・ジャパンに加え、香港のファーストイースタン・インベストメントグループと共同でLCC「ピーチ・アビエーション」を設立している。岩片社長は「ピーチ」との差別化について、ピーチは関西空港がベースとし、関西圏を行き来するユニークな会社として発展する、と説明した。

 一方、新会社は海外ブランドを日本に取り入れ、首都圏を中心に事業を拡大する。従来、飛行機に乗らなかったような顧客を開拓し需要の創造を目指すものの、ANAと需要の食い合いが一定程度は避けられない可能性もあるため、新会社は連結対象としてANAの収益にも貢献できるようにした。運賃については、従来運賃の半額から3分の1を念頭におく。路線についても精査しており、国際線は「4、5時間の範囲で行けるところを検討している」(岩片社長)という。

 LCCをめぐっては豪カンタスグループ(QAN.AX)、日本航空、三菱商事(8058.T)もLCCの「ジェットスター・ジャパン」設立するなど、競争が激化する見通し。

 (ロイターニュース 杉山健太郎)

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