[20日 ロイター] 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は20日、関係筋の話として、独シーメンス(SIEGn.DE)が2週間前にフランスの大手銀行から預金を引き出し、欧州中央銀行(ECB)に預け替えたと伝えた。
FTによると、シーメンスがフランスの銀行から引き出した預金は5億ユーロ以上。一方、同社がECBに預け入れている資金は40―60億ユーロで、その大半は1週間物という。
シーメンスが預金を移し替えた理由は、預け入れ先の銀行の健全性を懸念したためで、ECBの金利が高かったことも一因と伝えている。
FT紙は、シーメンスが預金を引き出した銀行の具体名は明らかになっていないとしているが、BNPパリバ(BNPP.PA)関係者の話として、それは同行ではないと伝えた。
シーメンスのコメントは得られていない。