September 29, 2011 / 7:17 PM / 8 years ago

ブラジル中銀、利下げペース鈍化を示唆

 [サンパウロ 29日 ロイター] ブラジル中央銀行は29日に公表した四半期インフレ報告書で、2011年のインフレ率予想を引き上げる一方で成長率予想を引き下げた。市場関係者の間では、ブラジル中銀の利下げペースが予想より鈍化するとの見方が出ている。

 同報告書で中銀は2011年のインフレ率予想を6.4%とし、前回予想の5.8%から上方修正。一方、成長率予想を3.5%とし、4%から下方修正した。

 ただ、先進国の景気減速でインフレ圧力が低下するとの予想から、2012年のインフレ率予想は4.7%と、4.8%から下方修正した。 

 中銀は、先進国における景気後退リスクの高まり、および商品価格の動向から、世界的な経済活動は「大幅に減速する」と予想。4.5%の上下2%以内に設定している2012年のインフレ目標の達成に向け「緩やかな調整」が適切との立場を示した。

 ブラジル政府は世界的に見て高水準にある政策金利の引き下げを望んでいるものの、中銀が今回見通しを修正したことで、インフレ率の高止まりが利下げを困難にしているとの構図が浮き彫りとなった。

 BESインベスティメントスのエコノミスト、フラビオ・セラーノ氏は「トンビニ中銀総裁、および中銀は、政策金利を急激には引き下げないとの

メッセージを発している」と述べた。

 同氏は、市場では75ベーシスポイント(bp)、もしくは100bpの利下げが織り込まれつつあったが、現在は利下げ幅の予想は50bpに調整されつつあるとしている。

 ブラジル中銀は8月に政策金利を50bp引き下げ、12.0%としている。

 *ブラジルの政策金利に関するグラフは

     r.reuters.com/cas53s

  インフレ率に関するグラフは

     r.reuters.com/haj83s

  をご覧下さい。

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