October 2, 2011 / 2:41 AM / 7 years ago

トリポリ市民が祝砲禁止呼び掛け、死者発生に不安広がる

 9月30日、リビアのトリポリでは、カダフィ政権崩壊から1カ月が経過した今もなお、祝砲を放つ兵士の姿が見られ、地元住民らが禁止を呼び掛けている。写真はトリポリのアブサリム地区を制圧して喜ぶ反カダフィ派兵士ら。8月撮影(2011年 ロイター/Zohra Bensemra)

 [トリポリ 30日 ロイター] リビアの首都トリポリでは、カダフィ政権崩壊から1カ月が経過した今もなお、祝砲を放つ兵士の姿が見られる。こうした行為は命に危険が及ぶとともに、ビジネスにも支障をきたすとして、地元住民らが禁止を呼び掛けている。

 30日夜には、祝砲を撃つ兵士らに対してトリポリから撤退するよう求める集会が、市内の殉教者広場(旧称・緑の広場)で開かれた。集会に参加した会社員のファティマ・ザイードさんは、「これ(祝砲)はアラブの伝統だが、安全ではない」と懸念を示した。

 殉教者広場に続く道には、祝砲に使用された弾丸が散乱。地元住民の話によると、広場周辺では祝砲によって少なくとも4人が死亡したという。

 国民評議会(NTC)や反カダフィ派兵士も、地元住民らと同様に祝砲をやめるよう訴えている。幼い娘がいるというザイードさんは、「銃ではなく音楽や踊りで祝うべきだ。安全な場所で暮らしたい」と話した。

 4カ月の息子を持つビクトリア・アミンカさんは、「多くの人が巻き込まれている。私にも子どもがいるが、すべての子どもたちのことが心配。誰が撃っているのかは分からない」と不安を隠せない様子だった。

 8月20─22日にかけてトリポリが陥落した際、反カダフィ派兵士や市民らがカダフィ大佐の武器庫から銃を奪取。こうしたことなどから、市内にはライフルやマシンガン、拳銃などが多く出回っている。

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