October 3, 2011 / 8:13 AM / in 8 years

戦闘続くカダフィ大佐出身地、病院は医薬品不足で死者増加

 10月2日、リビアの反カダフィ大佐派が包囲を続けるシルトの病院では、発電機を稼働させる燃料が不足し、医療関係者が同市から脱出しているため、患者が死に至るケースが増加している。写真は同市の病院で治療を受ける負傷者(2011年 ロイター/Esam Al-Fetori)

 [シルト(リビア) 2日 ロイター] リビアの反カダフィ大佐派が包囲を続ける大佐の出身地シルトの病院では、発電機を稼働させる燃料が不足している上、医療関係者が同市から脱出しているため、負傷した患者が死に至るケースが増加している。

 シルトはカダフィ派が依然として掌握している2都市のうちの一つ。戦闘は3週間目に突入しており、人道危機の深刻化に懸念が広がっている。

 国民評議会(NTC)は、シルト市民を退避させようと2日間の休戦を宣言。しかし、市民らは休戦の話は何も知らされていないと語り、銃撃戦も続いていると明かした。

 シルトの病院に勤務する男性は、「医師が手術を始めると停電が起きた。発電機用の燃料がほとんどないからだ」と説明。「手術中に停電したため、14歳の子どもが手術台で息を引き取ったこともあった」と話した。

 赤十字国際委員会(ICRC)の職員が1日、シルトへ医薬品の輸送を試みたが、銃撃戦の影響で、病院にまでたどり着けていないという。

 2日に病院から逃げ出したという関係者は、「破滅的な状況だ。酸素不足で患者が毎日死んでいる」と打ち明け、病院に医薬品がなくなった後、地元の薬局から医薬品が届けられたものの、その在庫も底を尽きそうだと語った。

 ICRCのスポークスマンは「病院で不足している酸素を届けたい。ただ、注意が必要で、流れ弾に当たると大惨事になる」とした上で、治安が回復次第、職員が病院に向かう予定だと述べた。

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