October 11, 2011 / 9:17 AM / 6 years ago

インドネシア中銀が予想外に利下げ、世界経済鈍化で政策転換

 [ジャカルタ 11日 ロイター] インドネシア中央銀行は11日、予想外に政策金利を引き下げた。世界経済の鈍化を受け、需要喚起のため利下げに踏み切ったのは、20カ国・地域(G20)のうちブラジルに次いで2カ国目となった。

 中銀は政策金利のBIレートを25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の6.50%とした。

 ロイターが実施したアナリスト調査では、11人全員が政策金利の据え置きを予想しており、年末までに金利が6.50%に引き下げられると予想したのは3人だった。

 1カ月前時点では、多くのアナリストがインフレ抑制のため年内にもう1度金利が引き上げられると予想していたが、最近の世界的な市場の混乱により、11月か12月に成長促進のため25bpの利下げが実施されるとの見方も出ていた。ただ、10月の利下げは予想されていなかった。

 これにより、インドネシア中銀はインフレ抑制から成長刺激に政策の焦点をシフトさせたことになる。

 インドネシア中銀は2月に政策金利を引き上げたが、来年の成長率見通しを6.7%から6.5%に引き下げ、金利を引き下げる用意があると表明していた。

 中銀のナスティオン総裁は「われわれは政策金利をより妥当な水準にシフトした。来年のインフレ見通しがあまり高くならなければ、6.75%の金利水準は高すぎる」と述べた。

 BCAのエコノミスト、デビッド・サミュエル氏は「利下げ決定は、景気減速を見込む中銀の見方を裏づけるもので、彼らは外的ショックが国内経済の及ぼす影響がこれまでの予想よりも大きくなると考えているようだ」との見方を示した。

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