October 20, 2011 / 11:42 PM / 7 years ago

カダフィ氏の死亡状況は情報錯綜、拘束時「何が起きている」

 10月20日、リビア国民評議会のジブリル首相は、カダフィ大佐が死亡したと発表。しかし、死亡時の詳しい状況については情報が錯綜している。写真はリビアのテレビ局で放映された国民評議会兵士らに連行されるカダフィ大佐の映像(2011年 ロイター/Libyan TV via Reuters TV)

 [シルト(リビア) 20日 ロイター] リビアを暫定統治する国民評議会(NTC)のジブリル首相は20日、元最高指導者のカダフィ大佐が潜伏先の出身地シルト近郊で拘束され、その後負傷により死亡したと発表した。

 死亡時の詳しい状況については、さまざまな情報があり、依然として明らかになっていないが、現場で撮影された映像などから、リビアを42年にわたって支配した独裁者の「最後の瞬間」が推測される。

 大佐は20日午前、約2カ月間潜伏していたシルトから警備兵や側近らとともに車で西方に向けて出発。フランスは、シルト近郊で午前8時半ごろ、カダフィ派部隊の軍用車に空爆を行ったとし、シルト西方約3キロの地点には、機関銃を装備した15台のトラックが攻撃を受けて焼け焦げているのが確認された。

 NTC兵士らは空爆後、配水管に隠れているカダフィ大佐を発見。現場で撮影されたという映像には、大佐は拘束時には生存しており、髪の毛をつかまれて地面に下ろされる様子が映し出されている。「彼を生かしておけ」という叫び声の後、銃声が鳴り響き、カメラの映像から大佐の姿が消えた。

 空爆を受けたトラックを追跡していたNTC兵士のSalem Bakeer氏はロイターに対し、カダフィ大佐が拘束時、「何だ、何だ。何が起きているんだ」と語ったと明かし、既に足と背中に銃撃を受けて負傷していたと述べた。

 複数のNTC兵士からも同氏の証言を確認できたが、大佐が自身の警護に胸を撃たれたという証言もあり、情報は錯綜(さくそう)している。

 さらに、NTC幹部筋はロイターに、「兵士らは大佐を生け捕りにしたが、他の場所に移動中、殴った上に殺害した」と語り、「抵抗したかもしれない」と明かした。

 また、映像とは矛盾するが、別のNTC関係者は、拘束後に大佐の支持者らとの銃撃戦が起き、大佐は頭部に銃弾を受けて死亡したと話している。

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