October 21, 2011 / 1:06 AM / 7 years ago

リビア国民評議会が「解放宣言」へ、国民に結束呼び掛け

 10月20日、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の死亡を受けて、国民評議会のジブリル首相は「新たなリビアの始まりだ」と宣言した。写真は大佐の死去を受けて、チュニジアで喜ぶリビア避難民ら(2011年 ロイター/Zoubeir Souissi)

 [シルト(リビア) 21日 ロイター] リビアの元最高指導者カダフィ大佐が20日、潜伏先の出身地シルト近郊で拘束され、同国を暫定統治する国民評議会(NTC)によると、頭部に銃弾を受けて死亡した。遺体は21日にも非公開の場所に埋葬されるという。

 40年以上にわたる独裁政権を続けたカダフィ大佐の死亡を受け、NTCのジブリル首相は「新たなリビアの始まりだ」と宣言。新たな国づくりに向け、国民に結束を呼び掛けた。当局者によると、22日には正式な「解放宣言」が発表され、選挙の実施に向けて動き出すことになる。

 オバマ米大統領は、カダフィ大佐の死亡により「強権支配の時代は幕を閉じた」と表明。ホワイトハウスで記者団に対し「リビア国民にとって長く苦しい時代が終わりを告げた。国民は新たな民主国家において、今こそ自らの運命を決める機会が与えられている」と語った。

 カダフィ大佐が死亡したとのニュースが流れると、リビア国内各地では歓喜の声が上がり、祝砲を放つ兵士の姿も多く見られた。

 北大西洋条約機構(NATO)による軍事介入で主導的な役割を果たしたフランスのサルコジ大統領は、NTCによるシルト制圧について「リビアに民主的システムを確立するプロセスの始まりだ」と評価。国民の「基本的自由が保証された」新たなリビアの国家像に期待を示した。

 しかし、リビアは過去8カ月にわたって内戦状態に陥っていただけに、「カダフィ後」の適切な武器の管理や部族間の対立問題など、解決しなければならない課題も山積している。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below