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バフェット氏が米IBMの株式5.5%を取得、筆頭株主に

 [14日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は14日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイBRKa.NがIBMIBM.Nの株式約5.5%を取得したことを明らかにした。

 11月14日、米著名投資家のバフェット氏は、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイがIBMの株式約5.5%を取得したことを明らかにした。写真は3月、ニューデリーで撮影(2011年 ロイター/B Mathur)

 トムソンロイターのデータによると、同氏はステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズと出資比率で並び、IBMの筆頭株主となる。

 バフェット氏はCNBCテレビとのインタビューで、IBM株約6400万株を107億ドルで取得したと述べた。購入は3月に開始したという。

 同氏は、IBMの長期戦略や主力事業で確立された地位などを投資の理由に挙げたほか、他社のサービスにはあまりない方法で法人顧客をつなぎとめる同社の強みを評価した。

 また、IBMは、バークシャーがIBM株を取得していることを認識していなかったことも明らかにした。IBMはコメントを差し控えている。 

 IBM株取得は、テクノロジー分野には投資しないと常に公言してきたバフェット氏にとって、大胆な方針転換といえる。 

 米国株式市場でIBMの株価は一時、10月中旬に付けた過去最高値に迫る189.84ドルに上昇。その後、前営業日終値比ほぼ横ばいの187.35ドルで取引を終えた。 

 1年前のIBMの株価は現在の3分の2だった。バリュー投資で知られるバフェット氏にしてはIBM投資で出遅れた感があり、同氏自身もIBMに5年前に注目すべきだったと語っている。

 一方、業界アナリストは、それでも同氏のIBM株取得はいい取引だったと指摘。コリンズ・スチュアートのアナリスト、Louis Miscioscia氏は「バフェット氏の投資戦略を考えると、これは長期投資となると思う。IBMの経営陣はコスト管理をうまく行い、株主に資金を還元している」と述べた。 

 バフェット氏が投資していない銘柄に、欧州の銀行株がある。

 欧州の大手銀行による資本調達が必要になるたびに名前が挙がる同氏はCNBCに対し、投資する前に欧州の銀行について理解を深める必要があると述べ、これらへの投資機会はまだ見い出せないと明らかにした。

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