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爆笑問題の太田さん「チャップリンのように影響を与えたい」

 2月4日、爆笑問題の太田光さん(写真)は、最近行われたロイターのインタビューで、自身のキャリアがチャップリンの映画から刺激を受けていると語った。1月撮影(2007年 ロイター/Michael Caronna)

 [東京 4日 ロイター] テレビ番組で政治・社会問題にも風刺を効かせたコメントを繰り出す爆笑問題の太田光さんは、最近行われたロイターのインタビューで、自身のキャリアがチャップリンの映画から刺激を受けていると語った。

 太田さんは「もともとチャップリンの映画が好きでコメディアンになりたいと思ったんです。ああいう何でもちゃかすの、そういうの好きなんですよ」と述べた。

 また「みんなそうだと思うけど、自分なりの解釈で世の中に影響を与えたいという気持ちはどんな職業の人でもある」と話し、ただ人を笑わせるだけでは満足しない気持ちも明らかにした。

 さらに「価値観を世の中に提示して、それによって何か変化を起こしたい気持ち、それは漫才も同じ。何か表現したい気持ちはそこが元」だと語った。

 太田さんが昨年出版した共著「憲法九条を世界遺産に」は昨年末までに30万部を超えるベストセラーとなった。太田さんは「漫才の枠に閉じこもるとか、テレビでのお笑い芸人としての範囲・・・ちょっとそういうのが窮屈になってるのかな」とコメント。

 そのうえで「ようやくここまでコメディアンやってきて、まして政治家以上に政治についてテレビで発言できる立場にいる。政治家になるとそれが一切できなくなる。そういうところには行こうと思わないですね。チャップリンのように、ああいうものを作りたいというのがいまだにあるので」と語った。

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