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抗HIV新薬「プレジスタ」、投与結果は良好=研究
2007年4月27日 / 02:45 / 11年後

抗HIV新薬「プレジスタ」、投与結果は良好=研究

 [ワシントン 4日 ロイター] 米医療関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)傘下の製薬会社ティボテックの抗HIV治療薬「プレジスタ」が、HIVウイルスに感染してから一定期間が経過した患者の発病を抑える効果に優れているという研究結果が明らかになった。スペインのバルセロナにあるHospital Universitari Germans Trias i Pujolのボナベンチュラ・クロテット博士の研究チームが医学専門誌ランセットの4月4日号で発表した。

 多くの抗エイズ薬が、HIVの突然変異によって効果が薄れてしまう中、新しいエイズ治療法の必要性が高まっている。

 プレジスタ(一般名「ダルナビル」)は「プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)阻害剤」に分類され、ウイルスの増殖を阻害することでHIVを抑圧する。

 約11カ月間にわたった同研究では、患者110人にプレジスタと既存のプロテアーゼ阻害剤「リトナビル」の少量を合わせて投与したほか、120人には複数の別のプロテアーゼ阻害剤を投与した。この結果、プレジスタを投与された患者の45パーセントに、血中のHIVウイルス濃度が検出不能なレベルまで低下する効果がみられたという。一方、他の薬を投与されたグループで同様の効果が確認された割合は10パーセントだった。

 研究チームでは、プレジスタがほかの治療で効果が無かった患者に治療の選択肢を広げると期待している。

 プレジスタは、昨年米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたほか、3月には欧州連合(EU)圏内27カ国で条件付き販売許可が下りていた。

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