May 8, 2007 / 9:33 PM / 12 years ago

ソフトバンクの07年3月期、携帯電話事業が寄与し増収増益

 5月8日、ソフトバンクの2007年3月通期の連結営業利益は前年比4.3倍の2710億円だった。写真は会見する孫社長(2007年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 8日 ロイター] ソフトバンク(9984.T)が8日発表した2007年3月通期の連結営業利益は、前年比4.3倍の2710億円だった。昨年5月に連結した旧ボーダフォン日本法人の携帯電話事業分が上積みされ、大幅増益となった。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト13人の予測平均値2631億円を上回った。

 07年3月期の売上高は前年比2.3倍の2兆5442億円、経常利益は同5.5倍の1534億円だった。当期利益は、06年3月期に株式売却益があった反動で同49.9%減の288億円となった。

 固定電話事業をのぞくすべてのセグメントで営業増益を達成。固定電話事業も赤字幅が縮小した。なかでも携帯電話事業は、ボーダフォン日本法人時代の06年3月期に比べて1.8倍の営業増益となった。番号継続制(MNP)開始以降に加入者が増加したほか、端末販売に割賦方式を取り入れたことで、代理店に支払う販売奨励金が減少した。ただ、加入後2カ月間は通信料が割り引かれる新料金プランの影響などを受け、ARPU(加入者1人当たりの月間収入)は低下傾向。第4・四半期(1─3月期)のARPUは前四半期比350円減の5210円となった。

 会見した孫正義社長は「ボーダフォン買収が成功だったどうかが今回の決算の注目点。答えはイエスだった」と語った。

 ソフトバンクは業績予想を開示しておらず、孫社長は08年3月期の見通しについて「順調に推移している」と述べるにとどめた。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト13人の連結営業利益予想は3169億円となっている。

 08年3月期の設備投資額は、前年度並みの3000億円程度を計画。公約としている4万6000局の携帯電話基地局設置を上期中に完了させ「下期以降は必要があれば検討する」(孫社長)という。

 併せて同社は、中国で電子商取引事業を手がけるグループ会社アリババ・ドット・コム・コーポレーションのジャック・マーCEO(最高経営責任者)がソフトバンクの取締役に就任する人事を発表した。孫社長は「中国での(ビジネス)戦略を考えるうえで、マー氏の手腕に期待したい」と述べた。

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