August 17, 2007 / 7:42 AM / 11 years ago

日経平均、投売り連鎖で今年最大の下げ幅

 [東京 17日 ロイター] 東京株式市場では、日経平均が大幅続落。終値は前日比874円安と今年最大の下げ幅を記録、2006年8月以来の安値水準に下落した。円高が急速に進行したことを受けて、輸出関連株を中心に業績不透明感が広がり、幅広い銘柄が売られ、一時パニック的な投げ売りになった。

 8月17日、東京株式市場では、日経平均が大幅続落。終値は前日比874円安と今年最大の下げ幅を記録。写真は都内の株価ボード前を歩く男性(2007年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 東証1部騰落数は、値上がり87銘柄、値下がり1620銘柄、変わらずが17銘柄。

ドルが朝方の113円台から112円台へと急落。一気に進展した円高/ドル安を受けて、東京株式市場はパニックに襲われた。円高が本格化した午後に入ると、トヨタ自動車(7203.T)やキヤノン(7751.T)など輸出関連株への売りが強まり、トヨタは480円安、キヤノンは510円安ときつい下げになった。朝方は買い戻しが先行したみずほフィナンシャルグループ(8411.T)など銀行株も結局売りに押されて軟調に終わった。先物売りも止まらない。大口の売りが断続的に持ち込まれ、日経平均を力づくで押し下げた。16日は引けにかけて買い戻しも入ったが、きょうは解約をにらんだ海外ファンドのヘッジ売りが強く「買い戻す以上に売りが出た」(準大手証券)という。

 「きょうの株価下落の最大の要因は円高。ハイテクなど輸出関連企業の想定レンジは115円前後が多く、ここを越えて円高が進行してしまったため業績不透明感から売りが強まっている。このセクターは値がさ株が多いため、日経平均への影響も大きい」(大手証券)との声が上がっている。

 「売り物の切れ目がない。売りが止まれば買いも入れやすくなるが、これでは買いの手が出ない。16日の米ダウ工業株30種は下げ渋る動きをみせたが、本当に下げ止まるのかどうか、きょうの米国市場を確認したい」(準大手証券)との声が上がっている。

 個別銘柄では、住友金属鉱山(5713.T)が大幅安。新日本製鉄(5401.T)も売り込まれた。

コマツ(6301.T)も大きく値を崩した。商船三井(9104.T)の下げもきつい。一方、KDDI(9433.T)は堅調。JR東日本(9020.T)もしっかり。ファーストリテイリング(9983.T)も買われた。

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