[リマ 18日 ロイター] ペルーのティティカカ湖近くの町の住民約100人が、先週末出現した隕石(いんせき)のクレーターとみられる穴を見に行った後、頭痛や吐き気を訴えた。当地の保健当局者が18日に明らかにした。
大きな衝突音を聞いた住民らが様子を見に行ったところ、プーノ県の人里離れた高原地帯に、幅20メートル、深さ7メートルのクレーターが見つかったという。
プーノ県の保健当局者は、ロイターに対し「隕石クレーターの近くに行った後、そこから出てきているガスのために吐き気や頭痛を訴えた住民約100人を診察した。人々は怖がっている」と語った。
現在、ペルーの地球物理学機関の専門家が穴の調査のため、首都リマの1300キロ南の現地に向かっている。