[ベルリン 20日 ロイター] 2度の離婚歴のあるドイツのガブリエレ・パウリ議員(50)が19日、記者会見で選挙公約を発表し、婚姻期間を7年間と定めるよう提案した。これによると、期間満了後は夫婦の合意で延長され、そうでない場合は自動的に関係が消滅するという。
この政治家は、ドイツのメルケル首相が党首を務める保守的なキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党でバイエルン州を支持基盤とするキリスト教社会同盟(CSU)の党首選に立候補。投票は来週行われる。
同議員は伝統的な家族観の普及を促進しているCDUを批判。「基本的なアプローチが間違っており、多くの結婚はただ安心感を手放さないために続いている」と述べた。