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サブプライム問題に落ち着き、注意深く見守る=額賀財務相
2007年10月2日 / 03:10 / 10年前

サブプライム問題に落ち着き、注意深く見守る=額賀財務相

 [東京 2日 ロイター] 額賀福志郎財務相は2日午前の閣議後会見で、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響について、市場は落ち着きを取り戻しているものの、注意深く見守ることが大事だとの認識を示した。

 10月2日、額賀財務相、米サブプライムローン問題の影響について、市場は落ち着きを取り戻しているものの、注意深く見守ることが大事との認識示す。8月27日撮影(2007年 ロイター/Michael Caronna)

 1日の米国株式市場でダウ平均が最高値を更新したことについて「株式市場にはいろいろな見方がある。いちいちコメントはしない」と述べた。

額賀財務相は、サブプライム問題に端を発した金融市場の混乱について、ひところに比べて落ち着きを取り戻しているとの認識を示しながらも「リスク再評価の動きがどの程度進んでいるのか、引き続き市場・経済動向を注意深く見守りたい」と述べ、注意を怠らない姿勢を示した。

 額賀財務相は前日に福田康夫首相、自民党の谷垣禎一政調会長と相次いで会談し、今後も増大が避けられない社会保障費の安定財源確保のため、政府・与党間などあらゆるレベルで協議を行う必要性を訴えた。

 政府・与党協議については「政府・与党の枠組みの中で、社会保障・税改革に関する協議会を作っていこうという共通認識を得た。政府・与党で方向性を持って国会で議論する」方針だ。さらに「社会保障・財源の問題は国民共通の課題であり、民主党(をはじめとした)野党ともテーブルについて議論するかたちをぜひ作ってほしい」と野党との協議の場を設け、議論を深めていく考えを示した。

 与党内の政権合意に盛り込まれた高齢者医療費の負担増凍結の検討では、政府・与党の一部から財源を07年度補正予算で手当てする考えが出ているが、額賀財務相は「具体的な対応策が決まっているわけではない。補正予算は、今後、経済動向を見ながら対応すること」と明言を避けた。

 地方間の財政力格差の問題では、格差は明らかとの認識を示し「これまでの改革路線は継続しなければならないが、ゆがみや光が当たっていないところへの対応は重要なポイント」と指摘。その上で「財務省と総務省が事務レベルで協議を積み上げてきているが、最終的には政治判断で決着を付けなければならない。議論を踏まえて総務省と意見調整をしたい」と問題解決にリーダーシップを発揮していく方針を示した。

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