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アフガンでヘロイン中毒者が急増、背景に厳しい日常
2007年10月16日 / 06:53 / 10年前

アフガンでヘロイン中毒者が急増、背景に厳しい日常

 [カブール 15日 ロイター] 世界最大のヘロイン生産国であるアフガニスタンでは、戦争や貧困などによる精神的打撃に対処する手段として、ヘロインを常用する人が急増して問題となっている。

 10月15日、アフガニスタンではヘロインを常用する人が急増して問題となっている。写真はカブールで1日に撮影(2007年 ロイター/Ahmad Masood)

 首都カブール郊外では、かつては文化や科学の中心地だった被爆した建物に、100人を超えるヘロイン中毒者が生活している。

 ヘロインを注射し始めて2年近くという17歳の少年は「イランの工場で夜間働いていたが、イラン人の工場主がアヘン中毒者だった」と語った。少年はその後ヘロインを使うようになり、今はカブールの路上でヘロイン代を無心する毎日という。

 また、常用歴7年以上という24歳の男性は「しっかりした仕立て屋として一生懸命働いていた。仕事の負担を軽減するため、鎮痛剤として毎日アヘンを吸ったり食べたりしていた」と説明。「この惨めな状況から抜け出せるのか分からない。もしヘロインを買うお金に欠けば、体全体に激痛が走る」と語った。

 国連によると、2007年の同国のアヘン生産量は世界供給量の93%に当たる約8200トン。2003年以降、人口に占める常用者比率は4%近くまで急増している。

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