October 20, 2007 / 2:00 AM / 12 years ago

米株は急落、キャタピラーが示した景気認識を嫌気

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 米国株式市場は急落。1987年の株式市場暴落(ブラックマンデー)から20年を迎えたこの日、キャタピラー(CAT.N)が、住宅市場低迷の影響が米経済全体に波及していると警告したことが相場を圧迫し、2カ月ぶりの大幅安となった。

 キャタピラーは、米経済が来年「景気後退に近づく、もしくは陥る」とし、同社がかかわっている複数の産業はすでに景気後退に陥っているとの見方を示した。キャタピラーは5.3%安。

 同社のコメントを受け、3M(MMM.N)など大型製造業株全体が押し下げられたほか、資金が株式から米債市場に向かった。

 3Mは8.6%安。液晶テレビ関連製品市場での業績悪化が懸念されている。

 シュルンベルジェ(SLB.N)は11%安。四半期決算で北米部門の業績が弱かったことが嫌気された。原油価格が最高値から下げたこともでエネルギー株が軟調。エクソン・モービル(XOM.N)は3.1%安。

 ダウ工業株30種は366.94ドル(2.64%)安の1万3522.02ドル。ナスダック総合指数は74.15ポイント(2.65%)安の2725.16。S&P総合500種指数は39.45ポイント(2.56%)安の1500.63。1日としては、ダウとS&Pは8月9日以来、ナスダックは2月27日以来の大幅な下げ率となった。週間では、ダウとS&Pは7月最終週以来の大幅な下落。

 ワコビアWB.Nは3.7%安。第3・四半期決算は、投資銀行部門の13億ドルの評価損が響き、この6年で初めての減益となった。

 S&P金融株指数は、週間では2002年7月以来の大幅な低下となったほか、9月18日に米連邦準備理事会(FRB)が利下げを実施してから初めて下落した週となった。

 米金利先物は米連邦準備理事会(FRB)が98%の確率で今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpの追加利下げを実施するとの見方を織り込んだ。

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