Reuters logo
訂正:来週の外為市場はドル弱含み続く、株価動向などに関心
2007年11月16日 / 10:35 / 10年後

訂正:来週の外為市場はドル弱含み続く、株価動向などに関心

 [東京 16日 ロイター] 来週の外為市場でも、ドルの弱含みが続きそうだ。サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題をきっかけとする欧米大手金融機関の損失計上などの関連ニュースや、20日発表の10月米住宅着工件数などに強い関心が集まっている。株価が下落すれば円が買われる流れも続く見通し。

 11月16日、来週の外為市場でも、ドルの弱含みが続きそうだ。写真は2005年3月、ソウルの両替所前で撮影(2007年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 予想レンジはドル/円が108.00(訂正)─112.00円、ユーロ/ドルが1.4500―1.4800ドル。

 <関心はサブプライムと株価動向に集中>

 市場参加者の多くは引き続き、サブプライム関連ニュースと株価動向に強い関心を示している。大手金融機関の損失計上やファンドの運用難など数多くの報道や憶測が飛び交い「とてもドルを積極的に買い上がれる雰囲気ではない」(都銀)中、来週もこうした報道やうわさにドルが弱含む流れが続きそうだ。サブプライム問題を手掛かりに株価が下落すれば、投資家がリスク姿勢を強めて円キャリートレードが解消されるとの見方から円が買われやすくなるため、対ドル、クロス円ともに円は上昇しやすいという。

 米国では10月米住宅着工件数に加え、19日にスターン米ミネアポリス地区連銀総裁がクレジット市場関連のフォーラムで行う講演や、同日の11月米住宅建設業者指数、21日の米住宅ローン・借換え申請指数、10月米景気先行指数などが注目材料。20日には10月30─31日米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録と同時に、初の米経済見通しが公表される。

 <トリシェECB総裁発言でユーロ見極め>

 ユーロ圏では22日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。今回は金利発表がないが、ユーロ高地合いが続いているだけにトリシェECB総裁の講演に関心を示す声もある。為替相場の動向はもちろん、一部では「次のECBの一手は利下げと見始める声も出ている」(邦銀)だけに、今後の金融政策の動向も見極めたいという。トリシェ総裁は19日にも国際決済銀行(BIS)10カ国中央銀行総裁会議の終了後に記者会見を行う予定。

 欧州・英国ではそのほか、20日に10月独生産者物価指数、21日に11月7─8日の英金融政策委員会の議事録公表、23日には第3・四半期英GDP改定値が発表される。英国はイングランド銀行(英中央銀行)が14日に発表した四半期インフレ報告などを通じて利下げ観測が高まっており、議事録などの内容によってはポンド売りが強まる可能性もある。

 (ロイター日本語ニュース 基太村 真司記者)

*ドル/円の予想レンジを「118.00」から「108.00」に訂正します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below