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FRBが緊急流動性対策、ECBなど5中銀が協調
2007年12月12日 / 22:13 / 10年後

FRBが緊急流動性対策、ECBなど5中銀が協調

 [ワシントン 12日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中銀)、カナダ銀行(中銀)、スイス国立銀行(中銀)は12日、短期金融市場での圧力緩和に向け、入札方式による流動性供給ファシリティーを一時的に導入すると発表した。FRBは、ECBやスイス中銀との為替スワップも設定した。

 12月12日、米FRB、ECB、英中銀、カナダ中銀、スイス中銀、短期金融市場での圧力緩和に向け入札方式による流動性ファシリティーを一時的に導入すると発表。写真は2月14日、バーナンキFRB議長(2007年 ロイター/Jason Reed)

 FRBは新たな措置で、預金金融機関を対象に連銀借り入れの際に使用可能な幅広い担保に対する短期資金入札を行う。窓口借り入れが可能な問題のない金融機関であれば応札が可能。

 新ファシリティによる入札は、初回が12月17日に200億ドル、2回目が12月20日に200億ドル。期日はそれぞれ2008年1月17日と1月31日。3・4回目はそれぞれ1月14・28日を予定している。

 前日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)ではフェデラルファンド(FF)金利と公定歩合がそれぞれ0.25%引き下げられたが、市場では失望感から株価が急落していた。

 みずほコーポレート銀行のテクニカルアナリスト、ニコール・エリオット氏は「各中銀の詳細な内容を全部確認したわけではないが、今回、各中銀が協調して対応した点が重要。ここ1週間の利下げは協調姿勢がみられなかった」と述べた。

 一方、ブリーフィング・ドットコムの債券市場アナリスト、ベス・マロイ氏は「(今回の措置は)どちらかといえば短期的な不安を軽減するだけで、投資家は買いに向かわないと思う。公定歩合引き下げの方がもっと効果があるのではないか」と話した。

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