Reuters logo
インフレよりも米経済の減速を懸念=米地区連銀総裁
2008年1月8日 / 00:50 / 10年後

インフレよりも米経済の減速を懸念=米地区連銀総裁

 [アトランタ 7日 ロイター] 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は7日、米経済は混乱状態にあり、FRBは救済に踏み込む用意を整える必要があるとの見解を示した。当地での講演で述べた。

 1月7日、米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は、米経済は混乱状態にあり、FRBは救済に踏み込む用意を整える必要があるとの見解を示した。写真は昨年4月、米NY証券取引所前で撮影(2008年 ロイター/Chip East)

 同総裁は「国内経済のマイナス要因は勢いを増している可能性がある」と指摘。「このような状況では、政策当局者は、動向に応じて実践的に対応する用意をしておく必要がある」と語った。

 また、講演後記者団に対し、追加利下げの可能性を「排除しない」と述べた。FRBは9月以降、3回連続で利下げを実施している。

 総裁は、成長が減速する一方でインフレが加速する状況におけるリスクについて聞かれ、「インフレを懸念しているが、同程度かそれ以上に、強まる(経済成長)減速を懸念している」と述べた。

 ただ、米経済がリセッション(景気後退)に向かっているとの見方を支持することは控え、「米経済は減速しつつも、成長を続けると予想している」と語った。

 2008年の経済見通しについては、上半期は弱いものの下半期に上向き始め、2009年に向けて回復基調が続くとし、緩やかな成長を予想。ただ「リスクを冷静に評価するには、金融市場の不安定が長引く可能性、住宅価格の下落、不安定で高水準のエネルギー価格、ドル安の継続、インフレ指標の高止まりといった要因を考慮しなければならない」と述べた。

 総裁は高水準のインフレを懸念していると指摘。自身の経済見通しは2008年のインフレ状況が落ち着いたものになるとの見方に基づいており、最近の石油価格の上昇は、自身の予想が「楽観的過ぎる」ことを意味している可能性があると述べた。

 FRBは次回連邦公開市場委員会(FOMC)を1月29―30日に開く。市場では追加利下げが予想されている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below