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JTの中国産冷凍食品で健康被害、同一工場の商品全てを自主回収
2008年1月30日 / 09:21 / 10年後

JTの中国産冷凍食品で健康被害、同一工場の商品全てを自主回収

 [東京 30日 ロイター] 日本たばこ産業(JT)(2914.T)は30日、子会社であるジェイティフーズ(東京都品川区)が輸入販売する中国製の冷凍食品の一部について自主回収すると発表した。

 1月30日、日本たばこ産業(JT)は子会社が輸入販売する中国産の冷凍食品の一部について自主回収すると発表。写真は昨年1月撮影したJT本社ビル(2008年 ロイター/Toshiyuki Aizawa)

 中国河北省の天洋食品が製造した餃子から有機リン系殺虫剤が検出されたため、同一工場で製造された冷凍食品、23品目全ての回収を行う。

 JTによると、千葉県と兵庫県で冷凍餃子を食べた消費者に、嘔吐(おうと)、めまいなどを伴う重大な健康影響が昨年末から今年にかけて3件発生。1月22日に発生した健康被害に関して、29日になって千葉県警から有機リン系殺虫剤が検出されたとの報告があったという。JTでは「有機リン系殺虫剤が混入した原因等は調査中」(岩井睦雄取締役)としている。

 健康被害が出たのは、昨年10月1日製造の「中華deごちそう ひとくち餃子」、昨年10月20日製造で日本生活協同組合連合会(生協)が販売している「CO・OP手作り餃子」。「中華deごちそう ひとくち餃子」は全国のスーパーで月7000ケース程度販売しており、在庫は6000ケース程度あるという。また、生協によると「中華deごちそう ひとくち餃子」は22生協で扱っている。今回、回収の対象となっている23品目の製品の在庫は4万8000ケースあるという。

 天洋食品は畜肉系の商品を作ることができ、JT以外のメーカーも製造委託をしている可能性があるという。JTは、1999年7月に旭化成の食品事業の営業譲渡を受けて以降、天洋食品と取引を開始したが、これまで、健康被害などはなかった。

  (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

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