January 30, 2008 / 9:35 PM / in 12 years

五輪=ハンドボール予選再試合、日本男子は韓国に小差で敗退

 1月30日、ハンドボールの北京五輪アジア予選、日本男子は韓国に小差で敗退。写真は勝利を喜ぶ韓国チーム(2008年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 30日 ロイター] 中東寄りの判定で異例のやり直しとなったハンドボールの北京五輪アジア予選が30日に当地で行われ、日本男子は接戦の末、韓国に25─28の小差で敗れた。前日の女子に続き、韓国が五輪出場権を獲得。日本の女子は3月末、男子は5月末から開催される世界最終予選に五輪切符の最後の望みを託す。

 1万人を超える観客が大歓声で声援を送るなかで、身長203センチの韓国のエース、ユン・ギョンシンなど高さとスピードがある韓国の攻撃陣に対し、日本のディフェンスは闘争心むき出しで善戦した。ゴールキーパー坪根敏宏らの度重なる好セーブもあったが、173センチの日本のエース宮崎大輔が厳しくマークされたほか、オフェンスがあと一歩のところでチャンスをものにできず、惜敗となった。

 宮崎は試合後に「ディフェンスがあれだけ守ってくれたのに、点を稼げなかった。もっともっと点を取らなければいけなかった」と赤い目で語った。

 国立代々木競技場には前日女子の4206人を大幅に上回る1万0257人の観客が詰め掛け、青いシャツで会場を染めた。報道陣も海外勢を合わせ400人以上に膨れ上がり、マイナー扱いだったハンドボールが一躍脚光を浴びる一夜となった。 

 昨年のアジア予選で「中東の笛」と呼ばれる中東勢有利の判定で公正な試合が行われなかったとして、国際ハンドボール連盟(IHF)がやり直しを決めた異例の再予選。今回の審判員はIHFが派遣したフランス人ペアが務めた。

 日本の中川善雄主将は「昨年の予選の時は(不可解な判定に)涙も出なかったが、今回は自然と涙が出た」とコメント。敗退の悔しさをかみしめながらも「今回は公正な審判の下で、力と力の勝負を正々堂々とできてハンドボールを楽しめた」とさっぱりした表情で語った。

 女子の試合では韓国の息のそろった応援団が「にわかファン」交じりの日本の応援団を圧倒したが、この日は日本の声援が韓国の応援団の声をかき消す勢い。「声援が後押ししてくれたし、日本代表であることを改めて実感した」(中川主将)という。

 酒巻清治監督は最終予選について「世界の競合国と戦うことになるので今日以上に倒すのは至難の業だが、時間があるので筋力的な部分など準備をしていく」考えを示した。

 日本と韓国は2日間にわたり熱戦を繰り広げたが、再予選の開催を拒否したアジアハンドボール連盟(AHF)への対応については両国協会が協調する方針を確認している。日本協会関係者によると、AHFが日本と韓国に資格停止などの処分を科した場合は結束して争うほか、アジア連盟を東西分離などにより再編する構想についても協議していく予定。

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