[ワシントン 11日 ロイター] 米調査機関ピュー・リサーチ・センターは11日、同国では2050年までに非ヒスパニック系の白人がマイノリティー(少数派)になると予想する報告を発表した。今後は、米国の人口増加分の8割以上を移民とその子供が占めるとしている。
同センターは、2005年に2億9600万人だった米国の人口が、現在の傾向が継続すれば2050年には4億3800万人に増えると推計。また2050年には、非ヒスパニック系の白人が占める比率は人口全体の47%になると予想している。
報告によると「移民の効果によって人口が(2050年までに)1億1700万人増えるが、そのうちの6700万人が移民1世で、5000万人が米国生まれの2世や3世になる」という。