March 3, 2008 / 9:40 PM / 11 years ago

野村HD社長に渡部副社長、古賀氏は野村証券会長に

 [東京 3日 ロイター] 野村ホールディングス(8604.T)は3日、古賀信行社長(57)が4月1日付で退任し、野村証券の渡部賢一副社長(55)が野村ホールディングス(HD)と野村証券の社長兼最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。副社長兼業務執行責任者(COO)には、野村アセットマネジメントの柴田拓美社長(56)が就任する。現在、証券とHDの社長を兼務している古賀氏は、野村証券会長に就任する。

 今回の人事について会見した古賀社長は、会社の活性化と若返りの必要性を強調した。古賀社長は「ある種違うスタイルで経営した方が会社は活性化すると思う」と指摘。氏家純一・野村HD会長を筆頭に、1990年代後半の証券不祥事以降の野村を支えてきた経営陣が50代後半に差し掛かかったことにリスクを感じたことを明らかにした上で、「(野村は)50代が実質的に引っ張っていく組織ではないと期待されていることに応えてはいけないと思う」と語った。

 また、「われわれは50代後半にいっぺんに差し掛かっていく。これを打開し、その次(の世代)につなげるためには、私は今年しかないと、去年ぐらいから考えてきた」と、トップ交代の理由を説明した。

 サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に端を発した信用収縮で1500億円を超える損失を計上したことによる引責辞任との見方には、否定的な見解を示した。

 今回の人事のもう1つの特徴は、野村証券に執行役副会長のポストを4人置くこと。同職には、現在、野村HD副社長で古賀社長と3局体制を築いてきた戸田博史氏と稲野和利氏のほか、野村証券副社長で投資銀行部門のヘッド、柳谷孝氏、野村証券常務の白井勲氏が就く。

 野村証券の中の国内営業部門や投資銀行部門といった主要5部門に「部門CEO」という担当ヘッドを据える体制に変わりはないが、事業法人担当などで幅広い人脈やネットワークを築いてきた4氏を証券の副会長にすることで「対顧客対応に尽力するチームとして活用する」(古賀社長)方針としている。

(ロイター日本語ニュース 江本 恵美記者)

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