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米株式市場は急反発、FRB新流動性対策でクレジット懸念後退
2008年3月11日 / 22:11 / 10年後

米株式市場は急反発、FRB新流動性対策でクレジット懸念後退

 [ニューヨーク 11日 ロイター] 米国株式市場は急反発。金融株が上げを主導し、主要指数は軒並み3%を超える上昇となった。米連邦準備理事会(FRB)が各国中銀と協調し、最大2000億ドルの追加流動性対策を実施すると発表したことが好感された。

 3月11日、米国株式市場は急反発。金融株が上げを主導し、主要指数は軒並み3%を超える上昇となった。写真はニューヨーク証券取引所で撮影(2008年 ロイター/Brendan McDermid)

 ダウ平均株価とナスダック総合指数は2003年3月以来の上昇率、S&P500総合指数は02年10月以来の伸び率となった。

 ダウ工業株30種は416.66ドル(3.55%)高の1万2156.81ドル。

 ナスダック総合指数は86.42ポイント(3.98%)高の2255.76。

 S&P総合500種指数は47.28ポイント(3.71%)高の1320.65。

 FRBは証券貸出制度を拡充し、受け入れ担保を拡大する方針。受け入れ担保は、住宅バブルの崩壊で価値が低下している住宅ローン証券などが対象となる。

 モーゲージ関連株や金融株が上げを主導し、米株市場は3営業日続落に終止符を打った。

 米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)FNM.Nは11.1%急伸。シティグループ(C.N)は9.1%上伸。

 FRBの流動性対策が、住宅ローン融資を促進し、住宅市場の悪化による経済への影響を軽減する可能性があるとの見方から、住宅建設関連も買われた。センテックス(CTX.N)は11.5%急伸。ダウ住宅建設株指数は8.7%上昇した。

 ただ、市場が上昇を続けるかどうかは、悪化しているクレジット市場の状況が改善するかに左右されると、アナリストは指摘している。

 MKMパートナーズのチーフエコノミスト、マイケル・ダルダ氏は「持続可能な上昇のカギとなるのは、クレジット市場の改善だ」と語った。ただ同時に、FRBの流動性対策については「ポジティブだ。FRBは、流動性と信用を金融システムの最もそれらを必要としている部分に供給しようと力を入れている」と指摘した。

 ナスダック銘柄ではアップル(AAPL.O)が6.4%高、グーグル(GOOG.O)が6.3%高となった。

 米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FRE.Nは16%急伸(訂正)。バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)は6.8%上昇した。

 一時、52週安値に下落していたベアー・スターンズBSC.Nは、持ち直し、1.1%高で引けた。米証券取引委員会(SEC)のコックス委員長が、ベアー・スターンズを含む米投資銀行大手5行の資本について、満足しているとの認識を示したことが背景。

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