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現時点で当局の為替介入は予想せず=榊原早大教授
2008年3月17日 / 09:32 / 10年後

現時点で当局の為替介入は予想せず=榊原早大教授

 [東京 17日 ロイター] 榊原英資・早稲田大学教授は17日、ロイターのインタビューで、円相場は実質実効レートでみると依然、かなり低水準にあるとして、ドル/円相場が70円といった水準に下がるまで日本の金融当局が円高阻止の介入を実施することはない、との見方を示した。

 3月17日、榊原・早稲田大学教授は円相場は実質実効レートでみると依然かなり低水準にあるとして、ドル/円相場が70円といった水準に下がるまで日本の金融当局が円高阻止の介入を実施することはないとの見方を示した。1999年7月撮影(2008年 ロイター)

 榊原氏は「日米当局次第で、彼らが何をするか正確に予想することはできない。だが、85円台では介入を予想しない」と述べた。

 17日の東京外為市場でも引き続きドル安が進行した。市場では日米欧当局による協調介入観測もでているが、榊原氏は否定的な見方。

 「実質レートを考えると米国は介入を認めないだろうし、日本も介入することはないだろう。もちろん、動きは少し速過ぎる」という。

 ドル/円は13日、1995年以来初めて100円を割り込んだ。しかし実質実効レートで見た場合、2月時点の円相場は1995年終盤の水準を約25%下回っている。

「90円や85円でも、10年前の110円だ。実質ベースで円は非常に過小評価されており、わたしはこれを円安バブルと呼んでいる。現在起きているのは、そのバブルの崩壊だ」としたうえで、1ドル=70円、あるいは60円といった水準になれば、介入の可能性がでてくる、との見方を示した。

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