[北京 2日 ロイター] アジア開発銀行(ADB)は2日、今年の中国の国内総生産(GDP)伸び率は、最悪のシナリオでは7%に落ち込む可能性がある、との認識を示した。ADBはきょう発表した公式予想では、今年の中国GDP伸び率は10%との見通しを示していた。
ADBは、世界経済の急激な減速に伴い中国の株式や不動産市場も冷え込むなどといった最悪のシナリオの下では、中国の成長率は7%になる可能性がある、としている。成長率7%は1990年以来の低水準。
ADBの北京事務所のシニアエコノミストは記者団に「極めて小さい可能性だ。7%は比較的高いが、中国にしては非常に低い」と述べた。
またADBは、経済見通しが悪化した場合でも、中国当局には金融緩和など、景気を下支えるための余地が相当にある、との認識を示した。