April 14, 2008 / 9:06 AM / 10 years ago

15日から米ハイテク企業決算本格化、下方修正見通し相次ぐ可能性

 [サンフランシスコ 13日 ロイター] 米ハイテク企業の決算発表が15日の半導体大手インテル(INTC.O)を皮切りに始まるが、経済の減速や記録的なエネルギー価格高を背景に消費者や企業が支出を抑えていることから、業績見通しの下方修正が相次ぐと予想されている。

 ハイテクセクターの決算シーズンは、15日がインテル、16日にはコンピューターサービス大手IBM(IBM.N)、17日にはインターネット検索大手グーグル(GOOG.O)と続く。

 インテルおよび同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)AMD.Nの決算が弱い内容となった場合、パソコン販売の伸び悩みが示唆され、5月に四半期決算を発表するパソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N)やデルDELL.Oの業績見通しの下方修正につながる可能性がある。

 フォート・ピット・キャピタル・グループのシニアアナリスト、キム・カヘイ氏は「デバイスに最初に組み込まれる半導体のメーカーにより需要が低下していることが示されている。今年の見通しは良好ではない」と語った。

 インテルは3月初旬、一部のメモリーチップの価格設定環境の悪化を理由に第1・四半期の粗利益率見通しを引き下げた。

 17日に決算を発表するAMDも、四半期の売上高が予想を下回ると警告している。ただ、同社は、インテルに市場シェアを奪われつつあり、同社の抱える問題はどちらかというと同社特有のものとなっている。

 アナリストは、投資家に対し、ハイテク企業の幹部から状況が改善する時期について型どおりの答えを期待すべきでないと警告している。

 CRTキャピタル・グループのアナリスト、アショク・クマー氏はは「全般的に不透明な情勢であることから、実際、何も予想できない」と指摘した。

     また、ジェフリーズのソフトウエア・アナリスト、キャサリン・エグバート氏は、米経済が既にリセッション(景気後退)入りした兆しが見られるなか、企業による四半期業績見通しの多くは、アナリスト予想を下回る可能性があると指摘。米経済の鈍化と原油価格が過去最高水準に上昇していることに言及し「4―6月期の見通しはやや下方修正が必要だ」と語った。

     ただ、経済が回復し、下期に販売の不足分を補えるとの期待から、こうした企業が通年の業績見通しを維持する可能性はあるとの見方を示した。

     アナリストによると、IBMは、好調な決算を発表する可能性がある数少ない企業であるとみられている。同社の決算は新興国市場での事業拡大の恩恵を受け、大幅増益になる見通し。

     フォート・ピット・キャピタルのキム・カヘイ氏は、IBMについて「海外、特にアジアでの強さに期待している。欧州での業績も良好になる見通しだが、北米は弱めとみている」と語った。

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