April 22, 2008 / 12:00 AM / 12 years ago

ユーロ圏の銀行、信用サイクル悪化リスクに直面=トリシェECB総裁

 4月21日、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、ユーロ圏の銀行は信用サイクルの悪化リスクに直面しているとの考えを示した。3月撮影(2008年 ロイター/Francois Lenoir)

 [フランクフルト 21日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、ユーロ圏の銀行は信用サイクルの悪化リスクに直面しているとの考えを示した。ECBの2007年年次報告書の序文のコメントが21日に公表された。

 総裁はその中で、07年は一部セクターで緊張が続き、金融市場にとって「非常に困難なチャレンジ」に特徴づけられた1年だったと振り返った。

 その上で、ユーロ圏の金融システムは07年中も引き続き回復力に富んでいたものの、銀行は市場の混乱や信用サイクルからさらに影響を受ける可能性があるとの見方を明らかにした。

 総裁は「ユーロ圏銀行システムの今後のリスクは主として、銀行の資産の質と貸倒引当金にマイナスの意味合いを持つ信用サイクル悪化の可能性に関連している。さらに、世界の不均衡の無秩序な巻き戻しの可能性が、世界的な金融の安定にとっての中期的なリスク要因として残る」と述べた。

 序文は2月29日までの情報に基づいて書かれており、総裁は現在の経済情勢や金融政策の詳細については触れていない。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below