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LIBOR問題で英銀行協会と主要中銀が協議、英ICAPは新指標を準備
2008年5月18日 / 23:40 / 10年後

LIBOR問題で英銀行協会と主要中銀が協議、英ICAPは新指標を準備

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 銀行間取引金利の世界的な指標であるLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)に不自然な動きが目立っている問題に対処するため、英銀行協会(BBA)が主要中銀との協議などを行って見直しを検討している一方、世界最大の金融市場ブローカーである英国のICAPIAP.Lは、19日から始まる週をめどにLIBORを補完する米銀間取引金利の発表を目指している。

 LIBORは世界的に信用危機が広がる中で正確性が疑問視されており、市場関係者の一部からは代わりとなる米銀間取引金利の指標を求める声が上がっている。

 ICAPの関係者は16日、19日から始まる週にニューヨーク・ファンディング・レート(NYFR)と呼ばれる米国ベースのドル建て銀行間取引金利の指標発表を目指していると語った。

 また、BBAのスポークスマンが16日語ったところによると、BBAはLIBOR算出手続きを見直す中で、イングランド銀行(英中央銀行)や米連邦準備理事会(FRB)を含む主要中央銀行と同手続きについての協議を行った。

 一方、BBAのドルLIBOR調査対象の1行である米銀大手JPモルガン・チェースのアナリストらは、LIBORの金利決定プロセスは壊れておらず、最近の荒っぽい金利の上下はおおむね信用収縮を背景に銀行同士が資金の融通に消極的になっていることが原因ではないかとの見方を示した。

 JPモルガンのグローバル債券戦略責任者、テリー・ベルトン氏は電話インタビューで16日、「(通常は)だれもが同じ水準で資金を調達するが、クレジット状況が悪化し、過去に例のない今回のような混乱期には、借り入れ金利が単一でないのが現実だ」と指摘した。

 BBAはLIBORの金利決定プロセス見直しに関する文書を諮問委員会に提出しており、同委員会は5月30日に算出方法を修正するかどうか決定する予定。

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