May 20, 2008 / 5:17 AM / 11 years ago

ロイターサミット:スクエニ、ソフトの売上海外比率を引き上げへ

 [東京 20日 ロイター] スクウェア・エニックス(9684.T)の和田洋一社長は20日、ロイター・テクノロジー・サミットで、ゲームソフトの売上高における海外比率を2010─2011年ごろに足元の5割から8割に引き上げたいとの考えを示した。

 海外展開を加速するのに合わせ、海外のゲーム・デベロッパーなどと、提携やM&Aなど協力関係を構築していく必要性を示し、話し合いをしていることも明らかにした。

 和田社長は、ソフト売上高に占める国内比率は「足元では5割プラスマイナス5─10%」と説明し、各国・地域のGDP比率を考慮すれば「海外8割が正しい姿」と述べた。この水準を目指す時期のメドとしては「5年だと時間がかかりすぎ」とし、インターネットの一段の普及やデジタル放送網の整備をにらみ「2010─2011年を意識している」とした。

 今後は、持株会社化を通じて「提携か出資かは別として、スクウェア・エニックスで完結するというやり方ではない方向を目指さざるを得ない」(和田社長)とし、他社との協力関係拡大の必要性を述べた。ゲーム業界だけでなく、他のコンテンツ会社などとも競合するなど競争激化を見込み「エコノミーのスケールとスコープが大きなポイントになる」(同)とした。

 新たな協力相手としては、日米欧亜のゲーム開発のデベロッパー、アジア圏のネットワークサービス企業などが考えられるとし、足元でも同時並行的に話し合いをしているとしたが、詳細については言及しなかった。

 提携やM&Aに向けた予算は設けていないが、取締役会決議だけで増資できる授権資本枠が4億株あるとし「現在の発行済み株式数は約1億1000万株。(授権資本枠の)全部を使うわけではないが、キャパシティーとしては、約3億株弱が取締役会だけで決めることができる」(和田社長)とし、将来の増資に含みを持たせた。

 (ロイター日本語ニュース、平田 紀之記者)

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