[シドニー 3日 ロイター] オーストラリアの消費者団体「チョイス」が行った調査で、家庭の電気代節約には、ゲーム機やプラズマテレビの電源を切ることが最も効果的であることが分かった。
それによると、調査対象となったコンピューターやステレオ、DVDプレーヤーなどを含む家電品16品目のうち、消費電力の最も大きかったのはソニー6758.Tの「プレイステーション(PS)3」で、それに小差でマイクロソフトMSFT.Oの「Xbox360」とプラズマテレビが続いた。
チョイスはウェブサイト(www.choice.com.au)で「われわれのテストでは、PS3は待機中でも、冷蔵庫に比べ年間約5倍の電気代がかかることが分かった」と指摘。さらに「プラズマテレビもまた電力消費の大きい機器で、従来のアナログテレビに比べて4倍以上の電力を消費する」としている。
チョイスは消費者に対し、リモコンでスイッチを切るだけでは待機中になるため、電気代の節約には本体の主電源を切ることを勧めている。