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スプレッド・ベッティングの英IGグループ、日本での事業立ち上げに意欲
2008年6月17日 / 09:50 / 9年前

スプレッド・ベッティングの英IGグループ、日本での事業立ち上げに意欲

 [メルボルン 17日 ロイター] 顧客に為替相場や株価などを予想させ、実際の水準との近さに応じた配当金を払うサービスを展開する英国のIGグループ・ホールディングズ(IGG.L)のティム・ホーキンス最高経営責任者(CEO)は17日ロイターとのインタビューに答え、オーストラリアおよびアジアの業務が今後も順調に拡大すると見込んでおり、日本でも近々買収を通じて事業を立ち上げたいと述べた。

 スプレッド・ベッティングと呼ばれるサービスを展開する同社は、不安定な金融市場が逆に恩恵となり、2007年6月から08年5月までの直近の会計年度の収入は、前年比50%増の1億8400万ポンドとなると見込まれている。同CEOによると、シンガポールとオーストラリアでは収入が2.15倍と、最も高い伸びを示し、今後も高成長が見込まれるという。

 ホーキンス氏は「今後は3ケタの成長はないとしても、われわれは高成長が続くと確信している」と述べ、特に2006年に立ち上げたオーストラリアとシンガポールでの事業が予想外に高い伸びを示したと指摘した。

 同社の主な業務はコントラクト・フォー・ディファレンス(CFD)と呼ばれる一種の金融派生商品の取り扱い。CFDを使えば、顧客は株や商品などの取引に実際に手を出さずに価格変動を予想し、実際の相場との差に応じた配当金を受け取ることができる。信用取引も可能だ。IGは顧客からの取引手数料を収入源としている。

 同社は1974年に金価格の相場予想から業務を開始。過去10年は年間の収入が平均40%伸び続けている。最近のデータによると、毎月の顧客数は、英国で2000、オーストラリアで700、シンガポールで300─400、それぞれ増加している。

 日本では規制緩和により、07年にようやくCFD取引が可能になった。同CEOは日本での事業立ち上げのため、2009年3月までにブローカー業務に従事している企業を買収したいとしている。「日本での業務開始にはとても興味があり、適当な会社があれば買収は大きな選択肢となる」と述べた。

 また同CEOは「日本ではまだCFDサービスを提供している会社はない。しかし外国為替取引サービスに特化した会社は多い。文化の違いを考慮すると、こうした会社を通して日本市場に参入することが賢明かもしれない」と述べた。

 同社は最近では、フランス、スペイン、米国での新規に事業を立ち上げている。

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