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6月の英中銀金融政策委、8対1で金利据え置きを決定=議事録
2008年6月18日 / 10:05 / 9年後

6月の英中銀金融政策委、8対1で金利据え置きを決定=議事録

 [ロンドン 18日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)が18日公表した6月4―5日の金融政策委員会議事録によると、同委員会は賛成8、反対1で政策金利を5.0%に据え置くことを決めた。

 6月18日、イングランド銀行(写真)が公表した6月4―5日の金融政策委員会議事録によると、同委員会は賛成8、反対1で政策金利の据え置きを決定。3月撮影(2008年 ロイター/Luke MacGregor)

 据え置きに反対したブランチフラワー委員は、25ベーシスポイント(bp)の利下げを主張した。

 一部のメンバーが当初利上げを主張し、最終的には据え置きの多数意見に同調したことも分かった。

 議事録によると、金融政策委では、インフレ見通しの悪化により、即時利下げを実施する状況ではなくなったとの意見が大勢を占めた。ただし議事録は「今後数カ月間に(経済)活動とインフレの道筋に関する情報が集まれば、その姿勢が変更される可能性がある」としている。

 金融政策委の開催後に発表された5月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.3%と、少なくとも1997年以来の高水準となり、キング中銀総裁は政府に対し、物価圧力抑制に向けた中銀の計画を説明する公開書簡の提出を余儀なくされた。

 総裁は書簡の中で中期のインフレ見通しに焦点を合わせていることを明らかにし、インフレ率は一時的に急上昇した後、予想される景気減速に伴って2%の目標水準に向かって低下するとの見方を示した。

 市場は強いインフレ統計を受けて金利上昇を織り込んでいたが、投資家はキング総裁のコメントについて、英中銀が利上げを急いでいないことを示すサインと受け止めている。

 議事録によると、ブランチフラワー委員は「(経済に対する)非常に良くない効果がインフレを目標以下に落ち込ませる、小さいながらも拡大しつつあるリスクを」回避するため、25bpの利下げが必要だと主張した。

 これに対し、恐らくセンタンス委員とベスリー委員などの他のメンバーが、過去1カ月間の情報から見て、利上げが必要と考えたもようだ。 

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