July 2, 2008 / 9:51 PM / 11 years ago

米株式市場は大幅反落、ダウは弱気相場入り

 [ニューヨーク 2日 ロイター] 米国株式市場は大幅反落し、ダウ工業株30種は弱気相場入りを示す水準で終了した。原油価格の最高値更新で景気への懸念が広がったほか、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は破たんの可能性を排除できないとするリポートも相場を圧迫した。

 7月2日、米国株式市場は大幅反落し、ダウ工業株30種は弱気相場入りを示す水準で終了した。写真は6月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2008年 ロイター/Brendan McDermid)

 ダウ工業株30種は166.75ドル(1.46%)安の1万1215.51ドル。

 指数が直近の最高値から20%以上下落した場合に弱気相場入りとされる。ダウは2007年10月9日に終値ベースで最高値をつけた。

 ナスダック総合指数は53.51ポイント(2.32%)安の2251.46。

 S&P総合500種指数は23.39ポイント(1.82%)安の1261.52。

 メリルリンチは、GMの投資判断を引き下げた上で、流動性向上に150億ドルが必要と指摘、業界の低迷が続けば破たんも「あり得ないことではない」との見方を示した。GM株は15%以上急落した。

 ポールソン財務長官が、原油高や住宅価格の一段の下落、資本市場の混乱で景気減速が長引くと述べたことで、懸念がさらに高まった。

 また、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社などが集計した6月のADP全米雇用報告で、民間部門雇用者数が7万9000人減少したことを受け、3日発表される雇用統計が悪い内容になるのでは、との見方が広がった。

 経済成長や原油価格上昇への懸念を背景に、インテル(INTC.O)など大手ハイテク、キャタピラー(CAT.N)など産業株が軟調に推移した。

 スウォースモア・グループの運用担当者、カート・ブルナー氏は「この暗いムードからすぐに抜け出せるとは思わない。原油高や世界の景気減速への懸念から、決算も期待できない」との見方を示した。

 S&P500は、昨年10月につけた終値ベースでの過去最高値から19.4%下落、ナスダックは今年2月に弱気相場に入った。

 石炭価格の下落を受けて、コンソル・エナジー(CNX.N)などの石炭株が、終日売られていた。ダウ・ジョーンズ石炭株指数は13.9%下落した。コンソル・エナジーは、14.6%下落した。

 一方、ドイツ銀行(DBKGn.DE)の発表を受けて、銀行に対する懸念がやや後退した。同行は2日、2008年第2・四半期決算は黒字の見通しであり、このため追加増資は必要ではない、との見方を示した。

 ドイツ銀の発表に支援され、JPモルガン(JPM.N)は1.7%高。

 リーマン・ブラザーズLEH.Nは6.7%上昇。CNBCは、リーマンが人材の流出防止のため、従業員に株式を付与する、と報じた。

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