July 16, 2008 / 12:28 AM / 10 years ago

トヨタが08年世界販売計画を下方修正へ、欧米の低迷を新興国で補えず

 [東京 16日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T)は、ダイハツ工業7262.Tと日野自動車(7205.T)を含めた2008年の世界販売を従来計画の985万台から下方修正する。欧米市場の低迷を、新興国や資源国の好調では補えないため。新たな計画については最終調整を進めており、今月中にも発表する。関係筋が16日、明らかにした。

 7月16日、トヨタは、2008年の世界販売計画を下方修正へ。写真は昨年5月、都内の同社ショールームで(2008年 ロイター/Yuriko Nakao)

 今年の自動車業界は金融市場の混乱と原油高を受け、ビッグスリーを中心に米国での需要が大きく落ち込んでいる。とりわけ大型車の販売が不振で、トヨタも6月の販売台数は前年11.5%減少(営業日数調整後)。大型車の減産など生産体制の大幅な変更を迫られており、すでに米国の販売計画264万台(単体)については見直す方向で検討に入っていた。

 欧州も主要国ドイツなどで自動車市場が減速。トヨタの5月の販売台数は前年比21%減少している。

 UBS証券・シニアアナリストの吉田達生氏は「トヨタの販売はアジアや中近東では想定を上回るペースで推移していると思うが、それが欧米での状況を打ち消して、おつりがくるまでにはなっていない」と分析。一方で、今期業績への影響については「為替が期初計画よりも円安で推移しており、現時点で業績を修正するほどのインパクトではない」と述べた。

 トヨタは今期のドル/円レートを100円と想定。1円の変動で営業利益に400億円の影響を受ける。

 (ロイターニュース 久保 信博記者)

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