July 23, 2008 / 12:01 AM / 10 years ago

米原油先物が6週間ぶり安値、ハリケーン懸念後退

 7月22日、米原油先物が6週間ぶり安値、ハリケーン「ドリー」めぐる懸念は後退。写真は6月11日、NYMEXのトレーダー(2008年 ロイター/Brendan McDermid)

 [ニューヨーク 22日 ロイター] ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の米原油先物相場は22日、6週間ぶりの安値を付けた。米エネルギー需要の減少懸念やメキシコ湾を通過中のハリケーン「ドリー」が海上産油施設に被害を与える公算は小さいとの見方が背景。

 原油相場は7月11日に1バレル=147ドル台の過去最高値を付け、その後下げに転じた。この日を含むドル建て相場の下落幅は原油市場の歴史上最大のもの。

 シティ・フューチャーズ・パースペクティブのエネルギー・アナリスト、ティム・エバンズ氏は「原油相場は最高値から20ドル超下落した。相場の上値を抑制するような需給バランスのシフトがあった」と述べた。

 米原油先物相場は22日、前日比3.09ドル安の127.95ドルで取引を終えた。場中に6月上旬以来の安値となる125.63ドルを付けている。ロンドン市場の北海ブレント先物は3.23ドル安の129.38ドルで引けた。

 米国経済の混迷が深まっていることや、世界の主要原油消費国で需要低迷が継続していることが相場下落の要因だとディーラーらは指摘している。

 マスターカードの調査によると、米ガソリン小売価格の急騰で自動車の利用を控える動きが強まるなか、同国のガソリン消費は前年を約2.2%下回る水準にある。

 こうした事実にもかかわらず、中国やその他のアジアの新興国の経済成長を背景とする需要が原油相場を押し上げており、価格は年初の水準を依然として30%上回っている。2002年との比較では6倍超の水準。

 原油トレーダーやアナリストらは、米テキサス州とメキシコの境界付近に向けてメキシコ湾西部を進んでいる「ドリー」が原油生産に深刻な影響を及ぼす可能性は低いとみている。

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