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米AIG、ニューヨーク連銀との融資枠契約に正式調印

 [23日 ロイター] 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)AIG.Nは、ニューヨーク連銀との総額850億ドルの融資枠契約に正式調印した。声明によると、適用金利は3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)プラス8.50%。

 まず融資枠の2%に相当するコミットメントフィー(手数料)を支払う。未利用額に対するコミットメントフィーは年8.50%。

 借り入れた資金は、一部資産の売却や債券・株式などの発行を通じて、返済することが義務付けられる。

 ニューヨーク連銀が、AIGの企業統治(コーポレートガバナンス)状態に満足することが、融資実行の条件となる。

 AIGのエドワード・リディ最高経営者(CEO)は声明で、連銀からの融資は同社が選び得る最善の代替案だったと説明。既に資産売却・融資返済計画を策定中であり、「規模は小さくなるが収益性の高い会社として生まれ変わる」と表明した。

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