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米上院が金融安定化法修正案を可決、下院では3日に採決へ
2008年10月2日 / 02:11 / 9年後

米上院が金融安定化法修正案を可決、下院では3日に採決へ

 [ワシントン 1日 ロイター] 米上院本会議は1日、金融安定化修正法案を賛成74対反対25で可決、下院に送付した。下院では3日の採決が見込まれている。

 10月1日、米上院本会議は金融安定化法修正案を賛成74対反対25で可決。米上院テレビ提供(2008年 ロイター)

 法案には1500億ドル規模の企業・代替エネルギー開発向け優遇税制が盛り込まれた。このほか中間所得層を中心とした2400万人の納税者向けに、課税最低所得の優遇措置を追加した。

 修正法案には預金保険の保証上限を現在の10万ドルから25万ドルに引き上げることも盛り込んでいる。上院指導部は、これらの付帯条項により、下院の共和党議員も支持するとの期待を示した。

 法案にはオバマ、マケイン両大統領候補も賛成票を投じた。

 下院民主党のホイヤー院内総務(メリーランド州)は上院での可決前に記者団に対し、「経済安定に向け法案を下院で可決できるか、努力を続けている」と述べた。

 その上で下院での採決は3日にも行われるとし、上院で修正された法案内容は、下院共和党議員の支持をえられると指摘。「下院での可決には100人の共和党議員の支持が必要だ。共和党指導部が、それまでに議員の支持を得られるようになっていることを望む」と述べた。

 上院が原案を修正して法案を可決したことについて、29日の採決で原案を支持した下院民主党からは批判の声が出ている。下院では、期限切れを迎えている優遇税制の延長に加え、上院では盛り込まれなかった財務省の負担コストを補う歳入増も組み込んだフ尾案をすでに可決している。

 下院歳入委員会のランゲル委員長(民主党)は声明で「上院幹部は金融安定化法案に税制延長を付帯するという、前例のないギャンブルをした」と述べた。しかし、29日には賛成した法案を、このために反対にまわるかには言及しなかった。

 下院共和党のシャデッグ議員(アリゾナ州)は、預金保険の保証上限が引き上げられたため、反対から賛成にまわることを明らかにした。下院共和党のベイナー院内総務は「可決されると楽観しているが、(可決されると)決め付けてはいない」と述べた。

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