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G7で日本の外準活用し各国支援を表明へ=中川財務・金融相
2008年10月10日 / 05:21 / 9年後

G7で日本の外準活用し各国支援を表明へ=中川財務・金融相

 [ワシントン 10日 ロイター] 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席のためワシントン入りした中川昭一財務・金融相は10日未明(日本時間同日午後)、日本の外貨準備を使って各国の資金繰りや金融機能を支援する制度の構築をG7会合で提案する考えを表明した。

 10月10日、中川財務・金融相、G7で日本の外準活用し各国支援を表明へ。9月撮影(2008年 ロイター/Toru Hanai)

 記者団に語った。また、地方の金融機関の機能強化に関して検討する考えも示した。

 中川財務・金融相は、足元の経済情勢について「ここにきて世界の金融不安が高まり、あらゆる可能性に対応できるよう(事務方に)指示を出している」と述べた。その上で「これから国会で審議する緊急経済対策を一刻も早く成立させたい」とし、具体的には「地方の金融機関に対しバックアップをより強化する方策の1つとして、金融機能強化法の検討を指示した」と語った。

 また、G7以外にも金融危機の影響が出始めた国々に対し、「連鎖をできるだけ小さくするため、日本がリーダーシップをとって国際通貨基金(IMF)を通じて資金や機能強化で貢献する用意があることを、あす(G7で)話したい」との考えを明らかにした。さらに、日本の外貨準備を使った支援かどうかとの質問に「まずはIMFができることをした上で、日本も資金提供などを含め協力していく覚悟がある」と答えた。

 一方、G7に先立ちポールソン米財務長官との会談が予定されているが、議題になるとみられている金融機関への公的資金による資本注入に関して、「米国だから、自分の国のことは自分の国で処理できると期待している」と述べた。その上で「日本の不良債権処理で公的資金が注入された経験を(ポールソン財務長官に)話したい」と述べた。また「ポールソン財務長官が公的資金注入に前向きだとすれば歓迎だ」と語った。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

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