November 7, 2008 / 1:12 AM / 11 years ago

欧州が一斉利下げ、英中銀は大幅の1.5%

 11月6日、欧州が一斉利下げ、英中銀は大幅の1.5%。英中銀前で(2008年 ロイター/Luke MacGregor)

 [ロンドン/フランクフルト 6日 ロイター] イングランド銀行(英中銀)は6日、政策金利を1.5%ポイント引き下げて3.0%とした。利下げ幅は予想以上だった。

 1981年以来の大幅引き下げで、政策金利は1950年代以来の低水準となった。

 一方、欧州中央銀行(ECB)の利下げ幅は予想通り0.5%ポイントにとどまり、政策金利は3.25%となった。トリシェ総裁は12月の追加措置に関する質問に対し「再度の利下げの可能性を排除しない」と述べ、追加利下げを示唆した。

 スイス中銀も景気下支えのため定例会合を待たずに0.5%利下げ、デンマーク中銀も0.5%利下げした。

 英中銀は経済見通しは著しく悪化したため大幅な利下げは必要と指摘し、エコノミストからは追加利下げが必要で、政策金利が米国と並ぶ1%に低下する可能性も指摘されている。

 ロイターの事前エコノミスト調査では、利下げ幅は50bpが大勢だった。 しかし、弱い指標が相次いだことを受けて、予想を修正する動きがあり、62人中10人が100bpの利下げを予想していた。

 英中銀は、1997年に独立して以来、50bpを超える利下げはしたことがなかった。10月には、協調利下げに参加し50bpの利下げをしている。

 声明では「内外の経済活動に関する見通しは著しく悪化した」とし、「9月中旬以降、世界の銀行システムは、ほぼ100年で最も深刻な混乱を経験している」と指摘。インフレ見通しを目標を下振れるリスクも含めて下方修正したことを明らかにした。

 ECBのトリシェ総裁は、追加利下げについて「予断を持たない。状況の展開を考慮しつつ必要なことを行う」と述べた。今回は利下げ幅を0.75%とすることも検討したが、最終的に全会一致で0.5%の利下げを決定したと説明した。1%の利下げは討議していないと述べた。同時にインフレ率は今後数カ月、引き続き低下することが見込まれるが、来年はECB目標の2%を若干下回る水準に戻る可能性が高いとの見通しを示した。

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