November 14, 2008 / 10:48 AM / 10 years ago

インタビュー:10年度経営計画は「見直し必要」=キヤノン

 11月14日、キヤノンの大澤常務は2010年度経営計画の「見直しが必要」との認識を示した。写真は4月、都内の店舗で同社の製品を試す買い物客(2008年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 14日 ロイター] キヤノン(7751.T)の大澤正宏・常務経理本部長は14日、ロイターのインタビューに応じ、金融危機や世界経済の減速など経営環境の悪化に伴い、2010年12月期を最終年度とする経営計画の数値目標を見直す必要があるとの認識を示した。

 大澤常務は「(経営陣)全体で議論してレビューする必要がある」と語った。

 同社は10年12月期を最終年度とする経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズIII」において、売上高6兆円、当期利益率10%以上とする目標を掲げている。ただ、同社は10月27日、円高や世界経済低迷を受けて、2008年12月期の通期連結業績(米国会計基準)予想の下方修正を発表。売上高が前年比5.2%減の4兆2500億円、当期利益が同23.2%減の3750億円(当期利益率8.8%)と9年ぶりの減収減益を見込み、目標達成が遠のいた形となった。

 大澤常務はインタビューで、中国や東欧諸国など新興経済国が市場経済に入ることなどによって、「2015年ごろまでには、景気変動を経験しないまま、(成長が)いけるのではないかと期待感があった」と述べた上で、金融危機によりそうした前提が崩れたとの見方を示した。2010年度の数値目標について大澤常務は「会社としてしっかりレビューをして、株主・投資家に不安を与えないようなことを打ち出していく」と語った。ただ、同常務は数値目標の下方修正や目標達成年度の先送りについては言及しなかった。

 (ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎記者、竹中 清記者)

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